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スパイスは香辛料の一種

スパイスとは植物から採取した香辛料の一種です。スパイスは食べ物に香りや辛みを付けるだけではなく、使用すれば食材の美しい色味などを引き出すことができます。そのため、スパイスを使用せずに調理するよりもぐっと美味しく仕上げることができます。上手に使いこないことができれば、同じ料理でもかなり美味しくなることに驚いてしまうに違いありません。日本人にとってのスパイスといえば、本格的なインドやネパールのカレーのように非常に辛いものというイメージがあるものです。しかし、日本でも昔から広く使われてきた山椒や山葵、大葉などもスパイスということができますし、玉ねぎや生姜、ごま、そして柚子などもスパイスの一つなのです。

また、世界中を見渡すと実くに多くのスパイスが存在しており、その数は1,000を優に超えるともいわれています。それぞれに異なる特徴や機能があり、使われる部分も花や根、種子そして樹皮など実にさまざまです。ハンバーグに欠かせないナツメグは種子の部分が使われていますし、本格的なチャイティーやミルクティーに入れたいシナモンは樹の皮が原料となっています。また、スパイスと似た言葉にハーブがあり、混同されることが少なくありません。それもそのはず、スパイスとハーブを区分する明確な定義があるわけではなく、大きく見ればスパイスもハーブの一種とすることができるのです。日本で流通しているスパイスの多くは、熱帯~亜熱帯地域で栽培されています。

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