自然のままの健全な食物連鎖を目指すのがオーガニックの目的

最近、オーガニック食品を摂取する人が増えてきています。農薬を乱用する作物を使用した食物が増えている現在、健全なオーガニック食品は貴重です。オーガニック食品の目的とするところは人体や自然に有害な農薬や化学肥料を使用せずに、私たちができるだけナチュラルな食品を口できるようにすることにあります。小麦のように毎日口にするものは特にオーガニックのものとそうでないものとの違いが現れやすい食品です。ですから毎日オーガニックな小麦を使用していれば健康維持にも役立ちますし、5年後、10年後の健康づくりにも役立ちます。
私たちが生きている地球は微生物が有機物を分解し、これを植物が吸収することによって生態系を整えています。オーガニックではない、すなわち「有機的ではない」方法で栽培された農作物が増えると、微生物間の食物連鎖がうまくいかなくなり、地球の自然環境を破壊してしまうことにもなりかねません。つまり、オーガニックというのは私たちが美味しくてヘルシーなものを食べることだけを目的としているわけではなく、地球全体の生態系が健全に保たれること、つまり自然のままの健全な食物連鎖を目指すことこそがオーガニックの目的なわけです。
このように私たちの健康と地球の自然環境に優しいオーガニックですから、野菜を購入する際には意識的にオーガニック=有機栽培の製品を選ぶのがおすすめです。オーガニック食品は高いというイメージがありますが、オーガニックではないにもかかわらず高価な値段の付いている野菜にこそ注意したいものです。
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