カリウムたっぷり!夏に増大してしまったピッタの熱を下げる冬瓜の綿の味噌汁

夏の間に身体にこもってしまったピッタの熱を下げるのにぴったりの薬膳レシピを紹介します。
夏の間は気温が高く、ピッタの熱がとても増大しやすい時期です。
冬瓜はそんなピッタの熱を下げるのにとても適した食材です。
冬瓜は夏の間に収穫される食材ですが、冬の初めまで保存することができるので、夏の間にため込んだピッタの熱をさげるのにピッタリです。
冬瓜はその9割以上が水分でできていて、カリウムを豊富に含んでいます。
カリウムは身体の中の余分な塩分を排出するので、むくみを解消することができます。また、高血圧の予防にもなります。
さらに、冬瓜の乾燥させた種には利尿作用や便秘を解消する作用、また、咳を抑える作用もあります。
アーユルヴェータでは、冬瓜は気を下ろす作用があるとして知られています。
このレシピでは冬瓜の種とその周りの部分を使います。
# 材料(2人分)
・冬瓜の綿 100g
・だし汁(鰹節) 500cc程度
・味噌 大さじ1~2杯
# 作り方
1.冬瓜の種とその周りの部分をスプーンでくり抜きます。
2.鍋にだし汁500ccと冬瓜の綿を入れて煮ます。
3.煮汁が煮詰まってきたら、味噌を入れ、溶かして出来上がりです。
夏の間はピッタの熱が増大してしまいやすいので、秋から冬にかけて、冬瓜を使った薬膳を食べることによって、ピッタの熱を抑制することができます。 冬瓜の綿の味噌汁はとても手軽に食べられるので、ぜひ生活に取り入れてみるといいでしょう。
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