WHOも認めているインドの伝統医学アーユルヴェータについて知っておきたい知識

アーユルヴェーダとは世界三大医学の一つであるインドの伝統医学のことを言います。
アーユルヴェーダはおよそ5000年ほどの歴史を持っています。
病気を中心に見ていく西洋医学に対し、アーユルヴェーダは個を見ていく医療と言われていて、病気を治すというよりも、病気を予防するという考えに基づいています。
いわゆる予防医学の考え方がアーユルヴェーダです。
アーユルヴェーダは中国の漢方と同じようにWHO(世界保険機構)にきちんと認められており、季節による一日の送り方や、食事、運動、人との関わり方など、生き方そのものの哲学であり、ヨガや占星術もアーユルヴェーダには含まれます。
アーユルヴェーダは世界で最も古い医療システムとも言うことができ、病気の治癒だけではなく、生活そのものにアプローチすることで健康な状態を保つという「より良い生き方」を追求するものでもあります。
より良い生き方には、人間関係や考え方など精神面も含まれています。
アーユルヴェーダは極めて洗練された健康法として注目を浴びるようになり、1977年には日本でヨガとともに注目されるようになりました。
アーユルヴェーダという名前の由来はサンスクリット語のアーユル(生命)、ヴェーダ(科学)から来ています。
アーユルヴェーダは身体を構成しているエネルギーをドーシャと呼んでいて、病気の原因はドーシャの乱れから来ると考えられています。
そのドーシャの乱れを触診や問診で診ていくのです。
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