ヴァータ・ピッタ・カパの3つの体質成り立つアーユルヴェータの基本的なバランス

アーユルヴェーダの基本的な考え方は、自然における全てのものはドーシャというエネルギーから成り立っているということです。
ドーシャとは「病素」「不純なもの」という意味があり、私達の身体の変調に関係していると考えられています。
アーユルヴェーダでは、ドーシャのバランスが取れた状態を健康と位置づけていて、逆に、ドーシャのバランスが崩れた状態を健康を損ねた状態と見なします。
ドーシャとは地、水、火、空、風のエネルギーを組み合わせたものと考えられています。
これらを組み合わせて、ヴァータ、ピッタ、カパという3つの体質に分けています。
ヴァータ、ピッタ、カパのうち、どれが一番増えやすいかは人によってだいたい決まっていますが、季節や年齢、環境などによって、変化していきます。
ヴァータは風と空のエネルギーで構成されていて、直感力やひらめきが冴えていて、フットワークが軽いという性質を持っています。
ピッタは火と水のエネルギーで構成されていて、機転が利いて、集中力が高まり、理路整然とした話し方をするという性質を持っています。
カパは地と水のエネルギーから構成されていて、穏やかで落ち着きがあるという性質を持っています。
これらの性質は各エネルギーのバランスが取れているときに現れます。
ドーシャから身体を理解して、アヴィヤンガと言われるオイルで身体をマッサージしていきます。
アーユルヴェーダのオイルマッサージはドーシャのバランスを整え、体内の浄化とバランス調整をする作用があり、デトックスまでもが行われます。
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