動きに関わるエネルギー!風の性質を持つヴァータの知っておきたい基本的な知識

ヴァータの基本的な特徴として、動きに関わるエネルギーということが挙げられます。
体内のありとあらゆる動きを司っているのがヴァータです。
例えば、座ったり、歩いたり、話したりという意識的な動きや、呼吸や内臓の動きなどの無意識的な動き、五感を通して入ってくる神経の伝達の動き、栄養素や体液、リンパ液などの運搬の動きなどにヴァータは関わっています。
これらの動きの良い身体はヴァータの流れの良い身体と言えます。
ヴァータ体質の人の心身的な特徴として、体格が華奢で痩せていること、皮膚は冷たく、身体が乾燥している、機敏で活発、ある程度頑張りのきくタイプ、行動力や想像力が豊かなことが挙げられます。
ヴァータのバランスが崩れてきたときの身体の変化として、手足の冷えやお腹の張り、緊張性頭痛や腰痛が起こったり、また、病気になると循環器疾患や大腸疾患にかかりやすくなります。
また、ヴァータのバランスが崩れてきたときの精神の変化として、すぐに忘れやすくなったり、集中力がなくなったり、臆病になったり、衝動的に買い物をしてしまうことなどが挙げられます。
ヴァータをコントロールするためには、温かい格好をしたり、冷たい飲み物を控えたり、規則正しい生活を送ったり、オイルマッサージをすることが有効と考えられています。
ヴァータ体質の人はバランスが崩れてくると、特に冷えやすくなる傾向があるので、温かい飲み物を摂るようにしたほうが、エネルギーのバランが整いやすくなります。
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