リラックス・疲労回復・健康増進などの作用があるアーユルヴェーダ式オイルとは?

アーユルヴェーダ式オイルで全身をマッサージすることをアビヤンガと言います。
アーユルヴェーダ式オイルを全身にすりこんでいき、身体や心の老廃物をデトックスできる効果のほか、リラックスや疲労回復、健康増進などの作用があります。
アビヤンガはこのような効果の他に、筋肉を整えて、血行を促進する効果もあります。
アーユルヴェーダではヴァータやピッタ、カパの3つのドーシャにタイプが分かれますが、それぞれのドーシャに向いているオイルがあります。
ヴァータ体質の人にはセサミオイルが向いています。
セサミオイル、と言っても料理などに使うごま油ではありません。
無色透明のごま油を使います。このセサミオイルはどのドーシャの人にも向いていると言われています。
また、ピッタ体質の人にはココナッツオイルが向いています。
ココナッツオイルには、火のエネルギーを持ったピッタ体質の人の熱をさます効果があります。
白髪や抜け毛はピッタが起こすことが多く、ココナッツオイルでヘアケアをしてもいいでしょう。
カパ体質の人は絹の手袋でセサミオイルを身体に塗布していくといいです。
身体にセサミオイルが浸透していかないと感じたり、身体が重いと感じるときには絹の手袋をして塗布すると有効です。
絹の手袋で塗布して、マッサージしていくうちに、重い体も軽くなり、気分も軽くなっていくことでしょう。
このようにドーシャのタイプによって、向いているオイルやマッサージの方法が違ってきます。
自分のドーシャに合ったオイルを使って、マッサージすることをおすすめします。
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