ドライフルーツを上手に使った西インドのラジャスタン料理

別名「ピンクシティ」と呼ばれるジャイプールを擁するラジャスタン州は西インドに位置しており、西はパキスタンとの国境になっています。ラジャスタン州の中にはジャングルや砂漠などもあり、バラエティに富んだ地形を構成しています。州のほとんどは乾燥地帯で、新鮮な野菜やフルーツは貴重なのでドライフルーツや乾燥した豆、ヨーグルト、パンなどがメインの食品となっています。インゲン豆やレンズ豆、「カイア」と呼ばれる植物の実を使った煮込み料理がラジャスタン地方には多く、クミンの入ったライスやひよこ豆の粉を使って作った「ミッシロティ」という名前のパンなどと合わせて食べます。
ラジャスタンに行ったら現地の有名なレストランで食事をしてみるのもおすすめです。ジャイプールの街の中心に位置している有名なレストランではスープやカレーをいくつも楽しめる「ラジャスタニ・タール」が人気です。280年前に創業したといわれる年中無休のこのレストランのおすすめメニューはベジタリアンです。観光客や地元の人で毎日とても賑わっています。おしゃれなレストランで食事をしたいのであれば全体がピンクで統一された、いかにもジャイプールにあるという雰囲気の高級レストランもおすすめです。窓ガラスもピンクでコーディネートされており、女性がおしゃれして出かけるのには最適のお店です。ここのレストランはコース料理も豊富なので、ラジャスタン料理をトータルに味わいたい時にぴったりです。
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