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南インドの辛い料理といえば、お肉やお魚も出てくるアーンドラ料理

インドの食文化は北と南で大きく違っています。米を主食とする南インドの中でも、アーンドラ・プラデーシュ州とテランガーナ州あたりの食文化をアーンドラ料理と呼びます。(因みにテランガーナ州は、アーンドラ・プラデーシュ州から独立しています。)

アーンドラ料理は、唐辛子やコリアンダー、カレーリーフなどの香辛料を多く使うことで有名で、特にこの地域は唐辛子の産地でもあることから、乾燥した赤唐辛子や生の青唐辛子を料理に多く入れます。そのためインド人の間でも、アーンドラ料理はとても辛いと言われています。

アーンドラ・プラデーシュ州は、インドの南東部にあり、東側に長い海岸線が続いていることから、魚介料理が有名で、フィッシュカレーやフィッシュフライなどが、アーンドラ料理にはよく出てきます。またこの州には山もあるので鳥獣料理も盛んです。南インド料理は全体的にベジタリアン料理が多いのですが、アーンドラ料理では、チキンやマトン、ヤギ肉などがよく出てきます。

インドの定食であるミールスには、サンバールと呼ばれる豆と野菜のスープがよくついています。サンバールには香辛料がたくさん使われており、これに季節の野菜が加わります。さっぱりとした味わいなので、インド料理に不慣れな日本人でも、とっつきやすいスープといえます。

東京や横浜には、アーンドラ料理を提供するレストランが何軒かあります。中でも東京にある老舗アーンドラ料理店は、創業者がこちらの州の出身者なので、本場の味が楽しめると評判です。

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