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南インドの中でもココナッツを多用するケーララ料理とは

インドの西南に位置するケーララ州は、古くから貿易で栄えた州で、長い間、フランス領になっていました。ケーララ州のマラバール海岸は胡椒の原産地でもあり、香辛料を多用する南インドの食文化に寄与しています。アーユルヴェーダ発祥の地であるケーララ州は、IT特区があるほど、デジタル化が進んでいるところであり、また宇宙開発もとても盛んなところです。

インドの食文化は地域によって多様化しており、IT先進地域であるケーララ州も例外ではありません。ケーララ料理は、ココナッツをあらゆる料理に使うという特徴があります。例えば油ならココナッツオイルを、ミルクならココナッツミルクをといった風に、色々な料理にココナッツを使います。

ケーララ料理といえば、ミーン・モーリーと呼ばれる魚の入ったココナッツカレーが有名です。ココナッツカレーというとタイ料理のイメージがありますが、豊富な魚介類が採れるケーララ州では、自慢のココナッツと煮込んだミーン・モーリーが名物料理になっています。まず、ココナッツオイルでにんにくや、しょうが、唐辛子などを炒めて、カレーリーフやコリアンダーなどの香辛料を加えたら、ココナッツミルクを加えて煮込みます。そして食べる5分くらい前に、魚(カジキマグロなど)を入れて煮込めば出来上がりです。もちろん香辛料の種類や量、使う魚などが違うと、また違った味に仕上がりますから、お好きな材料で作ってみると良いでしょう。

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