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ベジタリアンメニューが豊富な西インドのグジャラート料理

グジャラートはインドの北西部にある州で、数千年前にインダス文明が栄えた地でもあります。西アジアとの接点ともなっている地域のため、10世紀頃にはイスラムの侵略を受けてヒンドゥー教の寺院が破壊され、13世紀からはイスラム教徒の勢力圏に入りました。その後15世紀初頭にはグジャラート・スルターン朝が成立し、アフマダーバードを中心に独特の文化が開花します。グジャラート州はまたマハトマ・ガンディーの生まれた地でもあります。西インドにはジャイナ教徒が多いのですが、ジャイナ教徒は厳しい菜食主義を実践しているため、グジャラート料理も野菜を中心としたものが多くなっています。
グジャラート州はインドでも有数の酪農地帯ですので、クオリティの高い乳製品を食べることができます。グジャラートではタマネギやニンニクも食べない教徒が多いため、タマネギの代わりに「ジャグリー」と呼ばれるきび砂糖を使用しています。隠し味に凝乳やドライフルーツの粉を使っているのでマイルドな甘さのあるスパイシーな料理が特徴となっています。グジャラート州の人口の約3分の2がベジタリアンのため、レストランの多くはベジタリアンメニューをメインにしています。といってもボリュームは満点なのでお肉やお魚が入っていなくても遜色はありません。グジャラート料理の多くは甘みが多いのが特徴で、おかわりも自由なのでしばらくこの地方を旅行していると太ってしまうのは必至です。